宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お雛様を生ける

28日は風が強かったですが、日差しがあったので、部屋の中は暖かでした。この日は月に一回の生け花の日でした。今回は、お雛様がテーマ。スイトピーで男雛と女雛を作り、花畑の中に立てました。 お雛様の原型は紙で作った一対の立ち雛だそうです。紙雛とも呼…

梅まつり2024

偕楽園の近くまで行く用事があったので、梅を観てきました。偕楽園は、水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって、1842年(天保13)に造園されました。弘道館で学び、偕楽園で心身を休めるという構想だったそうです。 園内には100種約3000本の梅が植え…

モルックで対戦

昨日は前日、前々日と一転した寒い一日でした。雨はさほどではなく、傘を差さなくても近い距離なら何とか移動可能。 昨日の「はまぎくカフェ」はニュースポーツ対戦でした。ニュースポーツは、20世紀後半に考案・紹介されたスポーツ群で、1979年にはじめてこ…

『判断力批判』を読む 18)趣味判断の量ⅱ:普遍的伝達可能性

美学的判断である美の普遍妥当性は、一切の関心に関わりない判断であることから普遍妥当な本質を持つ、とまず定義されました。そしてその判断が個別的・単称判断であるのに普遍妥当性を要求する形は、「主観的」普遍妥当性であることが言われました。では、…

『判断力批判』を読む 17)趣味判断の量:主観的普遍妥当性

今日は昨日より、北風が冷たいです。それでも、陽が射しているので、部屋の中にいると暖か。来週は気温が高めのようです。 趣味判断の第2のモメントが「量」ですが、これは個人の判断(単称判断)であり、かつ論理的判断でないにもかかわらず、判断が「すべ…

『判断力批判』を読む 16)三つの適意と趣味判断の「質」

今日は曇ってはいますが、かなりの暖かさ。明日にでも春一番が吹くのでは、と言われています。 趣味判断の第1のモメントである「質」。まず何かを美と判定するとき、そのものを認識する表象を、構想力によって主観と主観の快・不快の感情と結びつける、と言…

『判断力批判』を読む 15)趣味判断批判からの美の定義

美的判断が主観的というのは、何かを美しいという判断は、対象に言及しているのではなく、自分の感情に言及しているからです。「これはバラです」は客観的対象認識ですが、「このバラは美しい」は自分の感情を述べています。主観的というのは、そういう意味…

『判断力批判』を読む 14)趣味判断を4つのモメントから考察

「趣味とは、美を判定する能力である」と趣味が定義されています。そしてその趣味判断を4つのモメントから考察しますが、それは、論理学の4つのモメントに沿っています。質・量・関係・様相。趣味判断は、認識ではないと言われているのに、なぜ認識判断の表…

『判断力批判』を読む 13)判断力の原理が問われる領域:美の判定

月曜日の関東に降った大雪、ニュース映像で東京の雪の様子が流れましたが、東京は雪に弱いですね。もう35年以上前になりますが、東京にいた頃、大雪に見舞われたことが一度だけありました。長靴を持っていなくて、簡単なブーツで滑ったことを覚えています。 …

h-miya@concerto.plala.or.jp