宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『男はつらいよ』と日本人

日本人の人間関係をテーマにした回で、『男はつらいよ』の話をしました。そして授業の後半で、観られる部分まで観てもらいましたが、思ったより面白かった・全部今度観てみます、というような感想が結構ありました。 『男はつらいよ』は全48作、そして特別篇…

介護のトリビアリズムの意味

今日は疲れていたせいもあり、仕事の中での手順や、利用者さんの忘れ物対応ほか諸々のこまごましたことに、対応しきれませんでした。それって、トリビアルなことじゃ、と一瞬思いました。でも、生活はトリビアルなことで成り立っています。介護という仕事は…

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

2014年12月3日にフランスで初上映された映画です。実話をもとに作られています。貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校で、教えるのが大好きだと言う歴史教師のアンヌ・ゲゲンが担任するクラスは、問題児たちが集まるクラスでした。彼女は、「アウシュ…

授業のワークを通して

20日に看護学校で、人間関係論の授業をしました。100人クラスでの授業は久しぶりで、結構疲れました。40人くらいだと、学生の反応が分かり、それに合わせて軌道修正ができますが、100人になると、初回ということもあり、最初の1時間は私が一方的に話すこと…

『アリス・イン・ワンダーランドー時間の旅』でちょっと英語を

『アリス・イン・ワンダーランド―時間の旅』をDVDで観ました。冒頭の海賊船を振り切って逃げ切るシーンで、アリスは有能な船長として航海していることが分かります。でも1870年代って、女性船長は忌避の対象ではなかったのかな。アリスは見事な采配を揮っ…

生活いきいきモデル

13日、結城市鹿窪にある「生きがいふれあいセンター」での介護予防教室に参加させてもらいました。主催は結城市役所長寿福祉課で、作業療法士の川口淳一さんが中心になって行っている、10回でワンクールの介護予防通所リハビリテーションです。川口さんの活…

奈良希愛 ピアノリ・サイタル

11日夜、佐川文庫木城館での「奈良希愛 ピアノ・リサイタル」を聴いてきました。奈良さんは、故中村紘子さんが音楽監督を務めていた浜松国際ピアノアカデミーの第1回生でもあります。プログラム最初のリスト「愛の夢」は、中村さんに捧げるショパン「エチュ…

シャドウ・ワーク

母を眼科に送ってから、用事を済ませ戻っても、まだ診療は終わっていませんでした。久しぶりに水戸のメインストリートを散歩し、気になっていたカフェで一息ついて戻ってからも、大分時間がかかりました。「花きゃべつ」でお昼を食べて、花木センターに寄り…

ノンバーバル・コミュニケーション

人間関係のシャドウ・ワークを書きながら、総合的に捉える訓練でしていたことは何かと考えました。それは、人間関係に関して言えば、セミバーバル・コミュニケーションやノンバーバル・コミュニケーションの訓練ではなかったか。セミバーバル・コミュニケー…

「11・3憲法のつどい」から:気づきのきっかけ

3日の「11・3憲法のつどい」では、筑波の小川先月さんをお招きして、「『脱原発』を茨城からはじめよう!」と題して対談と全体討論が行われました。参加者は90名弱くらいでしたが、全体討論にはいろいろな意見が出て、盛り上がりました。堂々巡りと捉える人…

人間関係のシャドウ・ワーク

東海村の元村議、田中順子さんが逝去されました。2年前に知り合いましたが、とても知的で芯の通った方でした。その頃もすでに体調はあまりよくありませんでしたが、ご一緒する機会が何度かあり、静かな話しぶりと暖かなお人柄、そしてその知性に敬意を感じて…

h-miya@concerto.plala.or.jp