宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月も終わりです

7月が終わろうとしています。7月は好きな月です。講義は6月が一番苦しかったですが、これは他の先生方もよくおっしゃってました。7月になると夏休みに向けて登頂のカウントダウンが始まります。夏の緑も青さと勢いがあり、夏本番直前のワクワク感もあります…

身体と「私」の構成

稲田朋美防衛相が引責辞任し、民進党の蓮舫代表も辞意を表明。政治の場面がバタバタ動いています。8月27日には茨城県知事選もあります。政治がらみの人間の動きは関心を引くようです。政策そのものの議論より、そこに絡む人間の問題の方が、とっつきやすいの…

『北のカナリアたち』:教師と教え子

吉永小百合の北の三部作の2番目にあたる『北のカナリアたち』(2012年)を、DVDで観ました。原案は湊かなえ『往復書簡』の中の1作「二十年後の宿題」です。吉永小百合と仲村トオルの年齢差を指摘して、吉永小百合の役柄じゃないという書き込みなどもあり…

どう生きるか

昨日、高校卒業後45周年の同窓会がありました。みんな歳を重ね、一瞬思い出せない人もいましたが、不思議なもので話しているうちに、なんとなく面影がよみがえってきます。次は50周年で、元気に会いましょう、ということでお開きになりました。その後、クラ…

ひたちなか市民大学2回目:電子メールの安全性

今日は、メールの仕組み(2)で「差出人と宛先」「フィルタリング」「安全なメールの送受信」についての話でした。特に面白かったのは、「安全なメールの送受信」の話でした。メールは第3者も見ることができます。「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法が1…

観ること:知覚の客観性2)

「客観性」という言葉に終始批判的だったメルロ=ポンティは、それが自然科学における固定的なものの見方をあらわす言葉としての使用に反対していました。しかし『知覚の現象学』の中で、知覚の客観性という点について、「最適性」と「特権性」を語ります。…

オペラ歌手の小演奏会の夕べ

昨晩、急に個人宅のホールでの、オペラ歌手ご夫妻(ウィーンのテノール歌手と日本人で奥様のソプラノ歌手)の演奏会を聴くことができました。あまりオペラは聴かないのですが、プロの方の磨き抜かれた「声」に圧倒されました。 幼稚園でのオペレッタの実演の…

観ること:知覚の客観性 1)

ケアは観ること・観察から始まると思います。観察は看護においてナイチンゲールが重視したものでもあります。現象学も観察記述から始まります。では観察情報の客観性(人による偏りのなさ・安定性)をどう考えるか。観察情報の客観性は知覚の客観性に集約で…

ひたちなか市民大学:ネットワーク技術

昨晩は、ひたちなか市民大学の開設講座「ネットワーク技術 中級・上級」の初日でした。テーマは「メールの仕組み(1)【電子メール】メールはどうやって届くのか」です。50名募集に89名が応募し、茨城工業高等専門学校側が大教室を提供してくれて、全員受け…

外の世界と内なるテーマと

今日は台風3号が九州に上陸し、速いスピードで東進し、23時現在は関東の南海上を東に進んでいるようです。 職場では1日に利用者さんの有志でじゃが芋ほりをしました。梅雨の晴れ間、少し暑かったのですが、今日のような台風がらみの天気でなくてよかったで…

h-miya@concerto.plala.or.jp