宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

新型コロナと家族

 12月も3分の1が過ぎようとしています。新型コロナ感染者が急増している中、コミュニケーションが制限されています。特に介護施設入居者の方々は、ご家族との面会が出来ない状況が続いています。家族との関係が立たれることのつらさ。それを目の当たりにすると、施設介護の難しさを感じてしまいます。

 一方で、家族介護に疲れて心中する家族の話もあります。家族の中だけでは介護は難しいという現状もあります。地域ぐるみで、と言っても、現在のような感染症が原因で孤立をやむなくされている状況の中では、なす術もありません。

 子どもの場合、今回のように学校に通えない状況になると、まさに家族が最後の砦になります。そして、家庭内での虐待が増えているとも言われています。風通しの良い人間関係がないと、いろいろ問題が生じてきますが、今回のような事態は、家族という人間関係をクローズアップさせます。家族の規模と言ったらいいのでしょうか。

 核家族化という、親密である程度勝手を聞き合える関係性のもろさ。かと言って、かつてのような拡大家族を望ましいと言えるのか。

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                 12月3日クリスマス飾り

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