宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

目的意識の問題性

 今日は潮干狩り日和でした。海岸まで散歩したら、いつもは歩けない場所が潮が引いていて、歩けました。久しぶりに砂浜を歩いて、潮の香りと波の音を本当に間近に感じました。30分くらいの散歩のつもりが、1時間近くなりました。

 散歩するときも、健康のためとか考え過ぎると、つい周りの景色へ没入し切れず、体だけは動かしながら、いろいろ考えごとをしたりしてしまいます。健康のためにしなければとか、○○のために、は結構私たちの生活を縛っているなぁと思わさせられます。

 確かに「そのときその場を生きる」というのはとても難しい。ただ、何かの目的に向かっているときも、その過程を丁寧に味わうことは、生きる醍醐味につながるのでしょう。目的意識が強すぎると、そこが抜け落ちがちになる。かと言って自分の中に、方向性を感じ取っていないと、瞬間瞬間の、例えば体調などに支配されてしまう。ここの頃合いは難しいですね。

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  5月5日 平磯側から姥の懐方面を望む         姥の懐マリン・プール脇の海で

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