「老後破産」という言葉、ドキッとする年齢になりました。マス・メディアでもこの頃よく取り上げられています。夫婦で年金を受け取っているうちはよくても、どちらかが亡くなり、一人になると生活が苦しくなるようです。女性の方が平均寿命が長い分、リスクは高いわけです。
平成26年版高齢社会白書によると、65歳以上の高齢者について子どもとの同居率は減少しています。1980年にはほぼ7割だったものが、1999年には5割を切り、2012年には4割強になっています。その分、一人暮らしや夫婦のみ世帯が増えていて、2004年に過半数を超え、2012年には53.6%になっています。
ひたちなか市の場合も高齢者の一人暮らしや高齢者夫婦のみの世帯が増えています。ひたちなか市の場合はまだ、過半数は超えていないようですが、自分の周りを見ていても、高齢者の一人暮らしや高齢者夫婦のみのお宅が増えてるなあと思います。
介護施設の問題も報道されています。介護職員の確保の難しさが背景にあり、給与の問題がよく言われますが、それと同時に、介護職のやりがいが上手く伝わっていないということもあるようです。
宮内ひさこ