宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

花を生ける2種

 ここ何日かは、昼間は動くと少し汗ばみます。朝晩はすっかり冷えるようになりました。今日、お花の会があり、お生花(しょうか)の3種生けと、ペットボトルで小さなフラワーアレンジメントをやりました。ペットボトルの創作は、放課後等デイサービスでの創作の日のための試作品です。

 3種生けは、より自由花に近いそうです。器を深さのあるものに変えるように言われたので、家に戻ってから高さのある器に生け直しました。2種生けの菊と柳は他の方の作品。お生花は1種生けから始まったとか。

 約束事が色々あって、忘れてしまうのですが、今回記憶に残ったのは、配置と考え方。例えば、真・副・体とあるとき、真にも副えにも、前あしらえと後ろあしらえがあります。真ん中は成人期、前が若者、後ろが高齢期を表すので、それに合った枝ぶりを選びます。そしてどの位置に生けるものも、真に顔を向ける。真を支える生け方をするということ。そうかと思いながら生けました。池坊の生け方にある基本的な考え方が少し分かりました。

  

さんごみずき、菊、メラリューカの3種生け(私の作品)    菊と柳の2種生け(他の方の作品)

 

 

トルコ桔梗、リンドウ、小菊、ツタ              ツタをヤブカラシにしました

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