宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

「パプリカ」のイメージで花を生ける

 今日は結構雨が強く降りました。昨日は、曇っていたのが、夕方頃には晴れ間が出て、ほっとしました。お天気が気分に与える影響は大きいな、と思います。雨が降っていると、静かにしていようという気になります。こういうときは、気分転換に歌をかけたりしますが、「パプリカ」は聞きたくなる歌の一つになりました。

 昨日は月一回のお花の会でした。カキツバタのお生花(しょうか)一種生けか三種で自由花でもいいということでした。お生花に興味はあるのですが、カキツバタの葉っぱの合わせ方とか約束事が一杯あるので、今回は自由花で生けました。

 アオキの葉っぱとひまわりを見たら、パプリカの振り付けのイメージが湧きました。「パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう」「ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ」。このイメージで生けました。

 剣山は明治時代に登場し、普及しました。花留めの一種です。壺に生けるときは、壺の口に留め木を十文字に入れたり(「十文字留め」)、Y字型の枝を使って「又木留め」をします。私たちの場合、剣山が多いです。花の形を作りやすいことと、花留としては手軽で万能感があります。

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剣山が動くので新聞紙で止めています。小石などを入れるつもりです。紫の花はリヤトリス、その脇に生けてあるのがアレカヤシ。△を作っているのは縞フトイ。

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