宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

「人生会議」(アドバンス・ケア・プランニング)

 晴れていると気分がいいですね。19日(水)のはまぎくカフェはお天気に恵まれました。今回のテーマは終活に関する話で、出前講座でした。

 「人生会議」とはアドバンス・ケア・プランニングの愛称です。これは、2018年11月30日に公表されました。8月13日から9月14日にかけて、ACPの愛称が募集され、決定されました。同時に11月30日を「いい看取り・看取られ」の日として、人生の最終段階の医療やケアを考える日とする、と掲示されています。

「人生会議」とは、アドバンス・ケア・ プランニング(Advance Care Planning)の愛称です。
アドバンス・ケア・プランニングとは、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。(厚生労働省、ホームページ)

 厚労省の作った動画は、実話をもとに作られているので、よく出来ていると思いました。かしこまって会議するのでなく、何気ない会話の中でも伝えられるものでもあり、何度でも話し合うことが大切と言われてます。気持ちは変わることがあり、その中で、本人が何を大切にしているかが、明確になっていく、ということが動画で伝えようとしていることだと思いました。

 一度話し合っておけばOKではない、ということに気づかされました。何気なくぽろっと出た、こうして欲しいが、より本心に近いこともあります。人の気持ちは揺れるもの。それは、私たちは常に途上に居るということでもあります。

             19日のカフェでの講話の様子です。

h-miya@concerto.plala.or.jp