宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

存在給で生きる

存在給というのは、「人はいるだけで価値がある」という考え方だそうです。この「いる」ことを基本に考えるとき、次に「いる」とはいかに(どういう風に)「いる」かがテーマになってきます。老いの問題とは、この「いかにいるか」の問題かなと思っています…

ダイバージョナルセラピー(DT)

千葉県看護協会の「第38回認定看護管理者教育課程ファーストレベル」の統合演習Ⅰで、相手に伝わる文章表現について、2回に亘って授業しました。授業は楽しかったです。受講生が、看護師としてのキャリアが皆さん15年くらいはある方たちなので、問題意識を持…

思想を身体化すること

参議院議員選挙が7月に行われます。選挙が来るたびに「地方自治の本旨とは」と考えますが、終わると次の問題に行ってしまいます。教えるという場面でも、あるテーマを一緒に考えますが、やはり授業が終わるといつの間にか忘れています。脳はもともと飽きっぽ…

千葉公園 はす祭り

週末のお天気外れがまた来そうです。今日も曇りのち一時雨の模様。それでも曇りで風があるので、それほど暑くなく、畑の草取りには最適です。地震があったり、刃物をもった逃亡者が出たり、老後年金だけでは暮らせないという試算が公表されたら、そういう報…

「ハインツのジレンマ」を考える 1回目

ローレンス・コールバーグ(1927-87)という 心理学者がいます。彼は道徳性の発達段階論を提示し、日本の道徳教育にも影響を与えた人です。彼は道徳的ジレンマ状況を設定して、それに対して被験者がどういう理由づけをするか、その理由づけがどう変化してい…

「自由にして依存的存在としての人間」

今週中にも梅雨入りの様子。今日は雷雨の可能性が言われてます。でも薄日もさしているので、洗濯物を干しました。 ケアの倫理からそこでの人間観を考えてきました。一言で言えば、「自由にして依存的存在としての人間」と言えるかなと思っています。これは、…

酔仙翁(スイセンノウ)

この花の名前を探して、ラインで何人かに聞いてみて漸く分かりました。結構あちこちに咲いているのですが、「うちにも咲いているけど分からない」と言われて。やっと分かりました。「酔仙翁(スイセンノウ)」別名「フランネル草」です。ナデシコ科。花言葉…

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