2015.9.1
9月になってしまいました。毎日が早いです。8月30日の安保法案反対の国会前のデモの写真、圧巻でした。道路一杯に広がった人・人・人。子どもを抱いたお母さんも参加しています。デモのイメージが変わったのは、福島原発事故後に起きた2012年の官邸前の抗議行動以降です。東京の友人は仕事と親の介護の合間にデモに参加しています。主婦もデモに参加するようになり、「恥ずかしいことをするな」と言っていた夫も理解を示すようになったという記事を読みました。
話変わって、女性の登用に数値目標を掲げることへの疑問としての適材適所という意見について。私の亡くなった恩師は常々「ポジションが人をつくる」と言っていました。そう言って私たちの背中を押してくれていたと思います。
もう一つ、数値目標の意義については、西日本銀行の頭取がこんなことを言っていたと記憶しています。「総合職で女性を数人とっても、最終的に残らない。しかし二ケタで取ると辞めません」と。
数の力、デモに示された民意だけでなく、支え合う力でもあります。数の暴力になるのは避けなければなりませんが。
宮内ひさこ