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宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

介護・リテラシー?

 昨日は介護職初任者研修の8回目でした。座学だけでなく、実習が入ってきて、参加者はがぜん活気づいてきました。昨日は、ベッドメイキングでシーツの畳方、ベッドメイキングの仕方と人が寝ている状態でのシーツ交換、褥瘡を防ぐための体位変換、ベッドから起き上がって、端座してもらうまでの介助の仕方を実習しました。

 ベッドメイキングで、シーツは前三角後ろ四画(中三角)にしますが、これはシーツを引っ張る力の関係からきているとか。シーツにしわが寄っていると、特に寝たきりの人は褥瘡を起こす原因になる。日常生活の中の科学ですね。

 声かけの重要性も改めて指摘されました。確かに寝ている側も体験すると、黙って動かされたり、ごそごそやられると不安になります。寝ている人の体位変換も、コツがあって、家に戻って母にベッドに寝てもらってやってみましたが、もう忘れていました。母から「これでどうやって起きるのよ」と言われ、あれ、おかしいなあ、出来たんだけどなあ。で、テキストを見て思い出してやり直し、「ほら、起きれるでしょう」(私)、「大変だね」(母)で、とりあえずは成功。

 メディアの力の増大の中、メディア・リテラシーが言われます。これはメディアからの情報の読み解きだけでなく、メディアを使って情報発信する仕方も含みます。同じように教育が追い付いていないのが、介護分野ではないでしょうか。急速に高齢化が進む時代、家族介護の必要性はなくならないどころか、ますます切実になってゆきます。介護の考え方やコツの取得は、必要だと思います。ただし家族の小規模化で、家族介護の限界はずいぶん前から指摘されてきました。にもかかわらず、介護の社会化はまだまだ不十分です。

h-miya@concerto.plala.or.jp