宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

年賀状を書きながら

 2022年も残すところ、25時間強になりました。今年を振り返っています。世界では、2月に始まったロシアのウクライナ侵攻が未だ解決の糸口が見えないまま、泥沼化の様相を帯びています。21世紀になって、こういう「侵略戦争」が始まるとは思えなかったと、私も正直言って唖然としました。

 日本でも、新型コロナの感染から来るさまざまな影響が、心配されます。コロナ世代という言葉がありますが、人間関係の形成にどんな影響が出てくるのか、これからが心配されます。

 私自身は、放課後等デイサービスでの仕事を通じて、教育に携わるとはどういうことかを、否応なしに考えさせられる一年でした。発達障害というのはどういうことなのかも、正直まだまだ分かりません。もちろん、そんなに簡単に分かることではないのですが。

 多世代サロンは、3年目に入ることができました。一つひとつの実践が、次の実践に繋がっていくことを実感しています。そして、何かを一緒に目指す仲間の力を感じます。一人では絶対にできないことが、達成されていく驚きと喜び。

 この一年のブログをざっと見直していて、芸術の力を改めて感じています。そしてその涵養には時間がかかることも、思い知らされています。論文に繋がるテーマは、ほとんど手付かずの状態で終わっていることも確認してしまい、この状態はちょっと残念ではありますが。来年は少し頑張ってみようかな、無理しない範囲で。ちょっと運動しなかったり、寝不足になると、本当に身体に出てきます。何といっても健康を維持することが基本であることを、肝に銘じています。

       12月28日 シンビジューム、葉ボタン、銀たれ柳、若松、千両

h-miya@concerto.plala.or.jp