宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

「ピカソとその時代」

 国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を見てきました。ネットでチェックしたら空いていたので、これを逃すと行けないかもと思いました。1時間くらいしか時間がなかったので、絵の前でぼ~と見続けるような時間はありませんでしたが。でも、「あ、これいいな」は何点かありました。

 ベルクグリューン美術館は、世界的画商だったハインツ・ベルクグリューンのコレクションから成り立っています。ベルクグリューンは、1996年にベルリンのシャルロッテン宮殿に面したシュテーラー館で、自分のコレクションを公開しました。2000年に、彼のコレクションの主要な物をドイツ政府が買い上げ、ベルリン・ナショナルギャラリーに収蔵されます。その後、2004年に収集家の90歳を記念して、シュテーラー館はベルクグリューン美術館と改称し、ここに彼の収蔵品が展示されています。

 ピカソ以外の作品でも、印象に残ったものがありましたが、それはまた別にアップしたいと思います。

        パブロ・ピカソ:1937年作『サーカスの馬』。『ゲルニカ』の数か月後に制作

       パブロ・ピカソ:1919年『グラス、花束、ギター、瓶のある静物

          パブロ・ピカソ:1914年『一房のブドウのある静物

 

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