宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

県警本部見学

 今日は今夏一の暑さでは、と思うくらいムッとした暑さです。

 29日(金)の午前中、塾の子どもたちの希望者で、県警本部を見学してきました。見学中は大きな声を出さないよう最初に注意され、見学開始。まずはDVDで警察の仕事が紹介されました。警察の仕事を大きく6つに分けて説明していました。

1.地域部(交番や通信司令部)2.刑事部(犯人逮捕)、3.生活安全部(犯罪予防)、4.交通部(白バイ隊・交通管制センターを含む)、5.警備部(災害警備活動)、6.警務部(警察を陰で支える。カラーガード隊・音楽隊・被害者の心のケア)

 そのあと、通信司令部を窓越しに見学し、110番通報の実習をさせてもらいました。やりたい子が二人いたので、じゃんけんで勝った方の子が挑戦。まず、110番通報すると最初に「事件ですか、事故ですか」と聞かれることや、起こった場所、時間、概要、けが人がいるかどうか、電話した当人の名前が聞かれることを教えてもらいました。手順は実習用の電話機の脇に書かれています。いよいよ、緊張しながら110番を押しました。しっかりと答えている様子を見て、外に出たときどうするかは分かっているし、ちゃんとできるんだと、再確認(弘道館見学の時もみんな熱心に静かに見学していました)。

 最後に信号機の説明を受けました。「なぜ赤信号は右側なのか分かりますか?」と質問され、みんな顔を見合わせていました。「日本の車はハンドルが右側で、ドライバーの注意が行きやすいように右側なのです」と説明を受け、私もそうだったと(去年も聞いている)思い出しました。青信号の古いタイプと新しいタイプも実物大で見せてもらいました。子どもたちを自宅まで送って行ったとき、「あ、こっちは古い方だ」「ここのは新しい」とチェックしていたそうです。

 昼食後にお礼の手紙を子どもたちに書かせたところ、しっかりとした表現やパトカーの絵まで上手に書かれていて、驚かされました。文字が乱れる読み書き障害の子も一生懸命書いていました。この子は通常は文字を書くことを極端に嫌がります。

 体験の効果の大きさ。もちろん体験させればいいというのではなく、そのさせ方やその後のフォローが重要であることは言うまでもありません。

                      DVD視聴       

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