宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

指示の前の信頼関係

 7月に入って、台風の影響もあって少し凌ぎ易い気温です。風の通る場所では、半袖で肌寒いくらい。

 職場のミーティングの後、カピアンコーヒーに寄りました。お客さんは少なかったですが、コーヒー店で本を読むという以前の習慣が、わたし的には戻りつつある感じです。

 ケアにおける感覚や知覚の問題を考えています。他人を理解するとき、言葉の役割よりも非言語的な部分大きさは言われます。子どもとの意思の疎通では、言葉による交流の前提になっている信頼関係の大きさを嫌というほど感じさせられます。同じようなことを言っても、誰が言うかで、子どもたちの反応が大きく異なります。

 大人になると、そこをオブラートに包んで「言葉」で対応しようとしているなぁと、つくづく思います。人間関係の根本にある信頼関係はどこから出てくるのか。

 子どもたちに何かを指示するとき、彼らが何に反応しているのか。よくよく観て取らないとまずいと感じています。

               カピアンのチーズケーキセット

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