宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

終活

 15日のはまぎくカフェで、すごろくトーキングpart2をやりました。終活をめぐる話題も組み込んでのすごろくでした。皆さんの話を聞いていて、終活そのものというより、だんだん色々なことが出来なくなっていく中でどう暮らしていくか、に関心が集中していると感じました。

 車が運転できなくなって買い物をどうするか、病院をどうするかと考えると心配になる、にはグループのみんなが賛成しました。その結果、交通の便が良くて近くにいい病院があり、スーパーがあるところで暮らしたい、という結論になるとの意見に、なるほどと思いました。

 東京の住宅地では、昼間に徒歩で買い物をする人たちが、リュックを背負ったり買い物用のカートを引いていました。確かに、牛乳や野菜や洗剤など幾つか買うと、かなりの重さです。手提げで持って、10分歩くのはきついです。

 地方で暮らしていると車の運転が当たり前で、買い物には当然のように車で行きます。車の免許を返上した後どうするか。ウーン、不便です。これ、何とかする工夫ないものかなぁ。病院に行くのも大変です。

 高齢期の日常生活をどうするか、はまさに課題だと思います。終活というより、日々の生活の困りごとをどうクリアしていったらよいか。ここがまずは問題だと、改めて実感させられた回でした。

            パブロ・ピカソゲルニカ」の一部模写+

h-miya@concerto.plala.or.jp