宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

寒の入り

明けましておめでとうございます

 今日は小寒です。暦の上で、寒の入り。幕の内が明ける1月7日頃から立春までに出すのが、寒中見舞いです。大寒が1月20日ですが、寒さ既に極まり、の感じがします。

 二十四節気、あまり気にしないで来ましたが、改めて見てみると、面白いなぁと思います。ずっと微妙に季節感とずれているなぁとは思っていましたが、もともとが中国の中原(黄河下流域平原)を中心にした気候から作られているということで、納得です。

 日本の気象協会が、日本流の新しい二十四節気を作ろうとした(2011年)ようですが、頓挫して(2012年)います。これまでに培われてきた微妙な季節感を混乱させる、というような反対の声がたくさん寄せられたとか。まぁ、反対の声も分かるような気がします。ずれてるなぁも、ずっと続けているとそれ自体が季節感。

 私はこのずれも温暖化の影響か、なんて思っていましたが、もともとがずれていた訳ですね。

 太陽の移動と一致しているのは、夏至冬至の二至と春分秋分の二分だけ。両方合わせて二至二分と言われ、これに立春立夏立秋立冬の四立を合わせて八節と言われます。

 この二十四節気、これからも折に触れて調べていきたいです。土用の丑の日にウナギを食べる、は結構有名ですが、これも土用が五行説から来ているとか、なるほどです。

f:id:miyauchi135:20220105150822j:plain

  「はまぎくカフェ」で飾られたパンのリース。本物のパンです。

h-miya@concerto.plala.or.jp