昨日のはまぎくカフェでは、枝を使っての創作を、柴沼清さんの指導の下、行いました。何とかなると、ちょっと安易に考えていたプログラムでしたが、柴沼さんの適切な指導が無かったら上手くいかなかったと、反省しています。でも、参加者の皆さんは「久しぶりに楽しかった」と創作意欲を満たされたようでした。指導の大切さに、改めて気づかされた今回の催しでした。
柴沼さんが、自然の枝の力を盛んに言っていましたが、納得してしまいます。生け花でも、花材が同じなのに、出来上がった作品は異なっています。生けた人間の個性もありますが、それ以上に花材の持っているそれ自体の力も大きい気がします。
下は私の作品です。最初に作ったものは、「アソブ」でした。柴沼さんからアクセントを付けることを示唆されて、作り直しました。縦の線を強く出すといいというアドバイスでした。新聞記事の字体を見てください、と言われ、納得しました。最終的に「アソボ」に変えました。本当は、「遊ぼ」を作りたかったのですが、いきなり漢字や平仮名は難しいと考え直し、ほぼ直線で作れるカタカナでやってみました。
正面からのものと、脇からのものとで、微妙に光線の具合で雰囲気が変わります。柴沼さんが枝画の鑑賞点は一つではないと言っていた意味がよく分かりました。