宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

哀切

 志村けんさんが亡くなりました。70歳、うーん、何と言ったらいいのか。昨日からテレビの民放は、このニュースで持ちきりです。コントに対するストイックな姿勢が伝えられています。道半ばでの逝去。でも魂はまだ今の状況を見守っていて、「だいじょうぶだ~」と言ってくれている。そんな人だった気がします。

 3月も今日で終わり。年度末で、いつもなら、さぁ新年度に切り替えて、という日ですが、どうも今年は調子が狂います。3.11のときはどうだったかなぁと、簡易日記を見直しました。大変だったという思いは残っていますが、実際には、日常を取り戻すことに一生懸命だったし、4月2日には子どもの東京での部屋探しをしていました。

 東日本大震災のときは、乗り越えようという意志が、結構周り中にあった気がします。今回は、日本中というより世界中が巻き込まれていて、何とどう闘っていいのかもまだまだ分からない。ひたひたと不気味さだけが蔓延しつつある感じです。

 パンドラの箱(甕・壷)が開いてしまった、そんな感じです。箱に残った「希望」が力を発揮することを望みつつ、新年度に向かいます。 

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  2018年3月28日 旧県庁脇の広場の桜         2019年4月9日 図書館前お堀端の桜

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                2020年3月31日 桜山の桜

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