宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

遊びの楽しさ

 今日も昼間蒸し暑かったですが、明日はまた夏の暑さがぶり返すようです。朝晩はかなり涼しくなって来ていますが、10月に日中30度というのも、季節感がずれてしまいます。

 ところで、遊ぶことはなぜ楽しいのでしょうか。自分の好きなことだからでしょうか。そうとも言いきれません。例えばゲームをすることになって、それが知らないゲームでも、やっているうちに楽しくなって夢中になることがあります。

 遊びには義務がないし、大義名分もありません。「~のために」「~ねばならない」がないというのが、まず開放感になります。ただし、お付き合いで内心嫌々参加する遊びは、つまらない。でも、どこかで自発性のスイッチが入ると、俄然、面白くなります。

 真面目な目的、例えば「生活費を稼ぐ」「褒められる行為をする」「人として為すべきことをする」「人のため、世のためとなる業績を上げる」「歴史に残る偉大な行為をする」などとは、遊びは無縁です。ただ遊びたいから遊ぶ。この遊びの自己完結性は、ある意味、マインドフルネスに繋がるのではないでしょうか。

 自己完結的で自発的であることで、遊びは楽しいのかもしれません。遊びの問題は、これから少しずつ考えていきたいと思っています。

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