那珂市のつるしびな展に行ってきました。会場は二つしか回れませんでした。那珂総合公園内の歴史民俗資料館と中央公民館の前の曲がり屋です。帰ってきてから、マップを見たら、中央公民館でもやってました。残念。両方とも、ボランティアスタッフが会場運営をしていました。3月5日、今日までです。
歴史民俗資料館のつるし飾り
確かにお雛様をつるしているわけではないので、つるし飾りです。これらの飾りは趣味のグループが作っているそうです。古いものを処分していっても、毎年、少しずつ増えているとか。これだけぶら下がると、壮観です。
どちらも男雛が向かって右側にある古いものです。京雛の並び方です。日本の伝統では、南に向かって座って東側が位が高いことになるためです。これが明治維新以降変わりました。国際標準の「右が位が上」が取り入れられました。関東雛では、男雛が向かって左側に来ます。下は関東雛の並び方です。
平成3年に茨城県郷土工芸品に指定された「桂雛」
曲がり屋でもボランティアスタッフによって、つるし雛展が運営されていました。
曲がり屋のつるし飾り 会場になっている戸崎から移築された曲がり屋