宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

承認欲求と自己実現

今日で4月も終わりです。母が家に戻って来てから、急速に元気になりました。病院にいたときやショートステイにいたときには、何となく気力が無くなっている感じで、大丈夫だろうかと思っていました。それが家に戻って来て、2、3日で驚くほどの変貌がありま…

心と体

疲れが取れないなぁと感じます。心が疲れているのか、体が疲れているのか、それともそんなに単純な二分法ではないのでしょうか。 心と体が連動していることは、日常的にごく当たり前のことです。しかし、心と体は完全に一体化して同じものかというと、また話…

高齢社会の「仕事」を思う

レッドコードを使ったエクササイズがあります。体幹を鍛えると言われていますが、私自身はやったことがありませんでした。身体を吊るした状態で、余分な力を入れずにいろいろな角度の運動を行えます。筋肉の張りや痛みを軽減して、過緊張状態の改善につなが…

言葉によるセクハラ

福田淳一財務次官のセクシュアル・ハラスメント疑惑をめぐって、新聞もテレビも熱を帯びて取り上げていました。18日、福田次官は辞任表明し、ただしセクハラ疑惑は否定しました。19日、テレビ朝日が急きょ、セクハラ被害を受けた女性社員の存在を公表しまし…

老いの哲学:「いる」ということ

介護士として、高齢者と触れ合う中で「老いの哲学」について考えています。これはエリクソンいうところの第8段階の「のちの在り方」です。第8段階「老年期」(60代半ば以降)が「英知」を課題とする段階であるなら、そこで終わらないのが人の世過ぎ、と日々…

言語論的転回2)日常言語の使用と間違った考え

母の入院で、まとまってものを考える時間がありませんでした。母はショートステイに移動してかなり落ち着いてきたので、私もまた、以前考えていたことに少しずつ戻ることにします。 認識論的転回から言語論的転回への変化があって、「何を人間は知り得るか」…

作品と作者

今年の桜は早かったです。お花見もまだゆっくり行けないまま、今週末には散り始めるだろうと言われ、ちょっと焦りますが、今年の花は仕方ないかな。やたら忙しかった3月が終わり、4月ももう4日です。 さてこういうときは、少し日常を離れるに限ります。芸術…

h-miya@concerto.plala.or.jp