宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

茨城県知事選挙

 茨城県知事選挙の投票日は明日になりました。25日19時から水戸駅南口で街頭演説会が行われ、応援弁士として小泉進次郎さんがやって来ました。私は仕事のミーティングで直接は聞けませんでしたが、大井川和彦さんのホームページの動画を見ました。

 南口のペディトリアンデッキを降りた、大同生命ビルの前のスペースに演説カーがセッティングされ、かなりの人が集まっていました。5000人以上と発表されていました。確かに、驚くべき人の群れ。そして小泉進次郎さんは演説も上手でしたが、何よりも人を引き付ける花があります。

 政治に人が関心を持つきっかけは、今回のような異なった立場・意見を持つ候補者が競い合う選挙にもあるのでしょう。そこに小泉進次郎さんのようなスター的政治家が関わってくると、弥が上にも盛り上がります。

 高校生や大学生たちに今回の選挙についてインタビューした新聞記事がありましたが、結構関心を持っている様子が伝わってきました。彼らからは多選の弊害がよく分からない、具体的に説明して欲しいという意見もありました。若い世代には、権力の集中構図の怖さ、というのが分かりにくいのかもしれません。

 税金を使って事業をすることを指図する立場の持つ力の大きさ、そういう力を駆使できるポジションにいる人間に対して周囲がどう反応するか、そのポジションについた人間自身が自分の力に気を付けていても、いつかそれに慣れてしまう怖ろしさ、それをどうやって防ぐのか、等々。選挙を通して、政治を具体的に考え、教えることは可能だと思います。

h-miya@concerto.plala.or.jp