宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

介護過程

 初任者研修も最後の部分、介護過程に入りました。ここは、ケアプランと関わるところで、「根拠のある介護」を理解する要のような部分です。ただ、初任者研修が終わって現場に入ったレベルで、いきなり立てさせられるようなものではありません。ケア・マネジャーが立てたケアプランを現場で実践するときに、アセスメントから始まって、個別介護計画を立て、支援を実施し、評価して改善点を洗い出し、アセスメントに戻るというような循環する過程です。

 事例を使ってやってみて、なんとなくわかったことは、介護保険の基本的考え方のようなものです。前向きに、生活状態を改善する目標を立て、それへの援助をしていきます。目標は自立支援であり、できるだけ介護保険を使わない状態へ導くこと。それと、介護はグループで実施しますから、利用者に対する支援方針ややり方の統一性が要求されます。基本誰がやっても、同じような効果を出せる。その統一性は、客観的分析から導き出されなければならない。

 なるほどと思います。ただ一人ひとり異なる生活の支援です。根本にある自立を尊重し、一人ひとりが最後まで人間として大切にされる日常生活を支えるという理念は客観的であっても、利用者も介護者も人間であって機械ではありません。出会いの中の心の交流がどんなものになるかは、様々な色を持っています。以前に書いた、稲葉峯雄さんの老人介護に向き合う姿からは、客観的なまなざしと同時にそれ以上に、出会いの感動が伝わってきます。これは何なのだろうと思います。問いがまた蘇ってきました。

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    桜川の土手の遊歩道            水戸駅南口 5時を過ぎるとこんな風景です

 

 

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