明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今年はどういう年になるのでしょうか。このところ、気候変動が気になりますが、今日は、晴れて穏やかな元旦になりました。お正月になってから、煮物を作っていますが、こういう瞬間に幸せを感じます。
女性の力を社会的に発揮することの意味を年明けに改めて考えています。「モノから人へ」ということが言われて久しいですが、女性は人との関係性で生活していますから、その分野への力を蓄積していると思います。そして、日常生活の中で、今あるものを活用してゆく能力が開発されているのではないでしょうか。
モノを作って終わりでなく、それは活用されなければなりませんが、それをするのは「人」の力です。モノを活用するには、使う人たちの声に耳を傾けることが大切だと思います。つまり、人の声に耳を傾けそこから使い方をデザインをするという、調整力と創造力。それと一人ひとりを大切にする社会では、ウィン・ウィンを目指すバランス感覚が重要になってきます。
女性はこれまでの生活の在り方の中で、調整しつつ創造し、バランスもとってきたと思います。その力を、社会の中でもっと発揮するときが来ているのではないでしょうか。
宮内 ひさこ