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宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

介護過程

初任者研修も最後の部分、介護過程に入りました。ここは、ケアプランと関わるところで、「根拠のある介護」を理解する要のような部分です。ただ、初任者研修が終わって現場に入ったレベルで、いきなり立てさせられるようなものではありません。ケア・マネジ…

ニーチェとニヒリズム

ニーチェの『権力への意志』は、なぜニーチェ解釈のゆがみに寄与したのか。『ツァラトゥストラ』は、19世紀からの解放の書として、第1次世界大戦中に戦地に赴く若者たちを勇気づけました。ドイツ的高貴さvs.フランス・イギリスの浅薄な文明というような図式…

福島からの避難者交流会と従姉妹会

4日・5日と行事が詰まっていました。4日10時から、勝田ワークプラザで福島からの避難者の交流会(「未来への風 いちから」主催)がありました。エステとリースづくり、ハーブティでリラックスしてもらい、避難している人同士、そしてボランティアで参加して…

常陸太田の道の駅で

12月1日、常陸大宮へ行く用事があり、常陸太田周りで帰って来ました。国道349号線に出たら、ちょうど道の駅があり、寄って来ました。新しい常陸太田道の駅です。雨模様で、お店は空いていましたが、お昼だったので新そばを食べました。おいしかったです。食…

抵抗という文化

ベラルーシのノーベル文学賞作家でジャーナリストのスベトラーナ・アレクシエービッチさんが、23日に来日した。彼女は福島県を視察後、28日東京外語大学で名誉博士号を授与された。彼女は講演後、学生との対話に臨んだ。 上は、29日の新聞記事の要旨です。読…

ボディメカニクス

25日の介護職初任者研修で、車いす体験をしました。お天気がよかったので、教室から外に出て、坂道や歩道を押したり、交代して座って押してもらったりしました。歩いていると歩道の凸凹はそれほど気になりませんが、車いすだと押す方も乗っている方も振動を…

ニーチェ解釈の歴史

22日の朝方の地震、今日は11月の雪、とどうなっているんでしょうね。社会問題でも、トランプ次期アメリカ大統領をめぐって、メディアを通して不安感が伝わってきます。韓国の朴槿恵大統領をめぐる報道も、毎日どこかで取り上げられています。でも、南スーダ…

田中正造と小出裕章さん

小出裕章さんが、『世界』(2013年7月号)に書かれた「滔々と流れる歴史と抵抗ー正造さん没後100年に寄せて」を読みました。とてもいい文章だなあと思います。田中正造と足尾鉱毒問題が、歴史の中できちんと押さえられ、分かりやすかったです。原発事故も、1…

古河歴史博物館:"藩主って転勤族‼?”

古河駅の西側地区は、お寺や神社が沢山ある古い市街です。道は狭いのですが、レンガ畳の小道や古い土塀が残っていて、歩くのが楽しい場所でした。古河歴史博物館の近辺は特に風情がありました。古河第一小学校もレンガを取り入れた作りで、隣の古河文学館か…

古河市の街歩き

古河市で開催されているニチイの介護職の初任者研修6回目に参加してきました。水戸近辺では、上手く日程が合わなかったためです。日帰りはきつかったので、一泊することにして、この際、プチ旅行気分で行こうと決め、結構楽しんできました。 古河と言えば、…

日本原電 状況報告会

昨晩、しあわせプラザで開催された「平成28年度 東海発電所・東海第二発電所 状況報告会」に行ってきました。18:30~20:00予定で、ほぼこの時間で終わりました。東海第二発電所のケーブルの防火措置の変更問題に質問が集中しました。防火塗料から防火シー…

常識―お墓の花から考える

もうすぐ伯母の1周忌の法事があります。伯母には子どもがなく、今は弟が継いでいる宮内家の墓に眠っています。伯母の葬式・四十九日・百か日は、伯母の希望で従姉の旦那さんが仕切りました。実質は従姉が手筈をすべて整えました。ところが、従姉が8月に亡…

数値の読み方:アマルティア・センとケイパビリティ・アプローチ

数量化とどう付き合うのか。「根拠ある~」がよく語られています。この根拠を示すとき、数値は説得力があります。でも、聞いている側は気を付ける必要があります。例えば、所得と貧困の相関関係は、当たり前とつい思います。でも、相関関係がないとはもちろ…

HDI(人間開発指数)の成立

前回、比較の難しさについて書きました。多くのものを比較するとき、数値化は有効な手段です。ただし、これには気をつけるべき点があります。まず作成する側として、何を数値化するのか。これは何を比較したいのか、その理由は何か、そのために注目する側面…

格差をめぐって

昨日、12月4日に開催する「福島からの避難者の交流会」の打ち合わせの後、しばらくおしゃべりが続きました。色々話している中で、私が日本の格差問題でジニ係数の話を出しました。フィナンシャル・プランナーの知り合いから、日本のジニ係数は民主党政権時代…

笠間日動美術館

笠間日動美術館に11月6日、広島から来た大学時代の女友だちと行って来ました。 左の写真は、野外彫刻庭園をフランス館から出て、見上げた構図になっています。広々とした敷地に、パレット館、フランス館、企画展示館が配置されています。フランス館から企…

憲法と平和と

11月3日の文化の日、ワークプラザ勝田で開催された「憲法のつどい」に参加しました。30分間の映像上映のあと、衆議院議員の福島のぶゆきさんと茨城大学特任教授の曽我日出夫さんの対談があり、休憩をはさんで質疑応答・討論がありました。 映像の中に、…

介護・リテラシー?

昨日は介護職初任者研修の8回目でした。座学だけでなく、実習が入ってきて、参加者はがぜん活気づいてきました。昨日は、ベッドメイキングでシーツの畳方、ベッドメイキングの仕方と人が寝ている状態でのシーツ交換、褥瘡を防ぐための体位変換、ベッドから起…

小出裕章氏講演会「核のゴミと私たち」

10月15日、ワークプラザ勝田での小出裕章さんの講演会、盛況に終わりました。小出さんはニコニコしていて、とても丁寧で感じのいい方でした。話も分かりやすく、来てくださった方たちから、「断片的な知識が系統を持った知識になった」「日ごろ不思議に思っ…

芸術家という仕事――「藤田真央 ピアノ・リサイタル」

昨夜(8日)、佐川文庫での「藤田真央 ピアノ・リサイタル」を聴いてきました。17歳とは思えないほど、感性の滲む演奏でした。ピアニストは、技巧的には中学高校生でかなりの領域に達すると言われますが、その人の音の世界をにじみださせていくのはそれから…

人生「どうしたもんじゃろのー」

9月ももう終わりです。9月は小出裕章氏講演会のチラシ配りや実行委員会、介護者初任者研修、東京での昔の仕事仲間と女子会、同窓会の総会、お彼岸などなど、あっという間でした。最後の一日、ブログを書いておこうと思ってパソコンに向かってます。 なんとな…

ニーチェの「力への意志」:力の質と量

9月も3分の1が過ぎようとしています。8月の末から、介護の初任者研修を受け始めました。介護の実践部分に関わりながら、ケア実践を客観視したいと思っています。ケア論を思想の部分を中心にやってきましたが、ケアは実践に関わらないと、思想的にも本当のと…

従姉の死去

8月も残り1週間を切りました。台風の雨、大気不安定の雨と、従姉の通夜、告別式は雨に見舞われました。他のいとこが、「雷まで伴う雨女だった」と言ってましたが、納骨の時も突然雨が降ってきました。エネルギーの塊のようだった従姉の涙雨らしく、みんな…

ニーチェと妹エリーザベト

スマップ解散報道以来、スマップ報道がリオ五輪と交互に民放を独占しています。1月の騒動は収束していなかったということです。私たちの世代は、1970年のビートルズ解散を思い出します。原因はいろいろ言われはするものの、未だに当事者たちが黙したまま(と…

「うまく生きること」「よく生きること」

「うまく生きること」と「よく生きること」は別ですが、両方ともに学びが関係しています。頭ではわかっているけどできないという段階をクリアしないといけません。これは、どういうことを言っているのでしょうか。倫理的問題(「よく生きる」)では主知主義…

学校の中立って?

「核のゴミと私たち」と題して企画中の「小出裕章氏講演会」(10月15日、於勝田ワークプラザ)において、前もって若い人たちからの質問を取り小出裕章氏に答えてもらいたいと思っています。ある学校を訪問して、趣旨を説明し、学内にチラシと質問文を掲示し…

『きっと、うまくいく』、『4分間のピアニスト』

『きっと、うまくいく』DVDで漸く観ました。170分があっという間のインド映画でした。2009年公開当時、インド映画歴代興行収入1位を記録したコメディ映画だということは、聞いていました。大笑いする映画というイメージを裏切られ、もちろんコメディです…

『ゴルギアス』から

前回、政治における「カタチ」の問題を書きました。では内容をどう考えるのか。この問題は、プラトンが政治の世界から哲学の世界へと、生きる場を変えたときに問われていた問題でもあります。『ゴルギアス』は対話篇初期の最後の頃に書かれたと言われていま…

『帰ってきたヒトラー』:政治における「カタチ」の意味

日本でも6月17日から順次公開されるようです。原作は2012年にドイツで風刺小説として出版され、250万部を売り上げているとか。日本語訳も出ています。2015年に映画が公開されるや240万人を動員。原題 Er ist wieder da(彼が再びここにいる)は、ちょっとシ…

フクシマエコテック

5月26日(木)、福島県双葉郡楢葉町にひたちなかから、4人で行ってきました。楢葉町一歩会の新妻会長と「道の駅楢葉」で合流して、案内して頂きました。4人のうち2人は何回か福島を訪問していて、初めては私ともう一人の二人。 楢葉町一歩会は、放射性物…

座禅会と最近の活動

4月の末頃から5月にかけて、体調不良で、更新してませんでした。あちこち動いてはいたのですが。 小出裕章さんをひたちなか市にお呼びしようという企画も動き出しました。私も関わっています。「どこへいく?核のゴミ」がテーマです。きちんと専門家のお話…

茨城有権者の会設立

17日(日)みと文化交流センターで、日本婦人有権者同盟水戸支部の最終総会と、新たに「茨城有権者の会」の発足会が行われました。 日本婦人有権者同盟は、女性参政権獲得運動の継承団体として戦後最初に誕生した女性団体だそうです。理想選挙と女性の政治参…

アサザプロジェクト:湖と森と人を結ぶ霞ヶ浦再生事業

昨日(12日)、「未来への風いちから」の春の福祉バス研修会で、予科練平和記念館 (阿見町)とアサザ基金のアサザプロジェクト(牛久市総合福祉センター)の視察をして来ました。 アサザプロジェクトには刺激を受けました。アサザプロジェクトは、霞ケ浦の…

自衛隊の桜と予科練の歌

金曜日(8日)に勝田の陸上自衛隊施設学校の桜を見に行きました。若い学生がランニングする姿を見ながら、「予科練の歌」を思い出しました。安保関連法案が施行された今、もう郷愁では歌えない歌になったと感じました。歌詞を思い出し、ランニングする彼らに…

伸びすぎたゴム

4月になりました。3月の後半は、たまっていた疲れが出て、気力体力共に落ち込んでいました。無理のし過ぎはよくないなんて他人(ひと)には言っていたのに。自分は全然コントロールできませんでした。 いつも9月と3月は、なんとなくだらけていました。半期ご…

ビオトープ:水辺環境

18日(金)に突然耳下腺が張れ、びっくりポンでした。耳鼻科で漸く夜7時過ぎに診てもらい、おたふくかぜではなかったので、一安心。疲れがたまってたのかなと思います。夜の眠りが浅くなっていたので、そのせいもあったのかも。ともかく散歩を心がけています…

自由な主体とローカル・レジスタンス

先週はいろいろ飛び回っていました。7日(月)には常陸太田市議会で、平山晶邦議員の一般質問を傍聴しました。第三セクターの経営問題は、潜在的リスクを抱えた経営になっていないかどうか、常にチェックが必要だと理解できました。 9日(水)はさわ野杜ふれ…

「保育園落ちた日本死ね!!!」に

話題になっているブログ記事のコーナー、覗いてみました。2月29日の衆院予算委員会で、民主党の山尾志桜里議員が取り上げたところ、安倍首相が「匿名である以上確かめようがない」と答弁し、「本人出せ」とヤジも飛んだとか。安倍さんは自分のことが書かれて…

新渡戸稲造@ある研究会にて

昨日(28日)、東京の研究会に出席しました。発表者は『新渡戸稲造―人と思想』の著者森上優子さん。発表者含め11名のこじんまりとした会でしたが、質疑応答の時間も充実していました。 新渡戸稲造(1862-1933)が今ちょっとしたブームだという話も出て、経営…

「記録なくして処遇なし」

稲葉峯雄さんの『石のぬくもり―人間学校・老人ホームから―』(1985年)を読み終わりました。措置、処遇という言葉がたくさん出てきます。行政による入所決定という措置に関しては、現在では利用者が福祉サービスを利用するという考え方に変わっています。も…

子育てサロン おあしす@長堀

昨日(23日)、一中コミセンで開かれている子育てサロンに行ってきました。30分くらい遅れていったので、もうすでに盛り上がっていました。27組の親子が参加していて、パパ・ママ組も1組参加してました。毎年6月には、3サロン合同でパパの育児サロンもや…

ワーク・ライフ・バランス

昨日(2月16日)東海村産業・情報プラザ(旧リコッティ)で、東海村男女共同参画事業「ワーク・ライフ・バランスセミナー」があり、聞きに行ってきました。光畑由佳さんが講師で、講演の題目は「子連れワークスタイルから見える『私らしい働き方』」でした。…

地方からの出発

先週、佐川文庫でのコンサートに感激した話を書きました。水戸の河和田町であれほど素晴らしい世界を創りだせること、それを思う時、佐川一信さんの始めた活動へと再び思いが帰りました。 メルロ=ポンティは『知覚の現象学』の中でボヴァリー夫人が田舎生活…

チェ・ソンジン ピアノ・リサイタル

立春の昨日(2月4日)、佐川文庫ホールで開催されたチェ・ソンジンのピアノ・リサイタルを聴いてきました。素晴らしいという言葉しか、出てきませんでした。 21歳という若さからくるエネルギーと圧倒的なテクニック、思索的とも言える表現力と繊細なまでの音…

老人福祉はこどもの問題、家族の問題

これは稲葉峯雄さんが『石のぬくもり』の中で書いている言葉です。ガリラヤ荘のひな祭りに児童養護施設から4歳と2歳の幼児がやって来て、百歳近い老人と手を取りあって祝っている。こどもがいても事情があって一緒に暮らせない百歳近い老人と、親の顔を知ら…

地方選挙

東海村の選挙を手伝っていました。手伝いながら、どうして自分は立候補したんだろうと言うことも考えていました。それは政治に関わるとはどういうことかという問いでもあります。 東海村だけでなくひたちなか市の選挙もそうですが、中心的支持者の在り方は、…

福祉とは

『石のぬくもり』、毎日少しずつ読んでいます。1978年9月の日記には、老人福祉週間にほご募金を行っている話が出てきます。ホームの中の清貧を集めて、地域福祉に参加しようやと始めたそうです。これはガリラヤ荘独自の赤い羽根運動ですが、「財布のヒモをほ…

LGBT―性的少数者

昨日(1月6日)の「あさイチ」でLGBTをメイン・テーマにしていました。私も女性学や「女性とメディア」という授業を担当してきましたから、当然このテーマは見逃がせず、見てしまいました。 渋谷区で昨年3月31日に、同性カップルを結婚に相当する関係と…

石のぬくもり

稲葉峯雄さん(2008年没)が書かれた『石のぬくもりー人間学校・老人ホームからー』を読み始めました。これは稲葉さんの老人ホームの園長日記を中心にまとめられた本です。稲葉先生とは、松山東雲短期大学で出会いました。私が就職した生活文化専攻には福祉…

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 今年はどういう年になるのでしょうか。このところ、気候変動が気になりますが、今日は、晴れて穏やかな元旦になりました。お正月になってから、煮物を作っていますが、こういう瞬間に幸せを…

h-miya@concerto.plala.or.jp