宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

『判断力批判』を読む 6)構成➁:美学的判断力の批判(1)美学的判断力の分析論ⅰ)美の分析論

朝晩はすっかり冷えるようになってきました。ただ昼間はまだ日差しがあると、24度くらいまで上がり、少し汗ばむ陽気です。今週から来週にかけて、お天気が崩れる日があるようで、最高気温が20度を切ります。これでは体調を崩しますよね。 第1部「美学的判断…

笑って脳と身体のストレッチ

昼間は半袖でも好いような陽気が続いています。昨日は、はまぎくカフェで「脳トレ」をテーマに、汗をかきました。参加者の皆さんも、上着を脱いで、半袖やノースリーブの方までいて、心地よく疲れました。 サランラップの芯のような筒を使った、二人一組の筒…

リーダーシップ 1)特性と行動から

朝晩はすっかり冷えるようになりました。でも昼間、日差しがあるとまだ、半袖の人が見られます。この時期の洋服選びは悩ましい。自分のものならまだしも、お年寄りの場合、暑さ寒さの感度が鈍っていることと、個人差があるので、より寒さを感じる人と暑さを…

『判断力批判』を読む 5)美の感情を事実とする

『判断力批判』を読んでいて感じるのは、美の感情と言い、常識と言い、そういう人間的事実を否定できないものと認めて、そこから出発するという「実証主義的色彩の強いもの」(岩崎武雄)と言われるような部分です。私には、カントは理念から思考を展開する…

『判断力批判』を読む 4)構成➀:反省的判断力ⅱ

今日はすっかり涼しくなりました。ちょっと肌寒いくらいです。雨もパラついていました。夜の海まで少し散歩しましたが、さすがに今日は、散歩している人も見かけませんでした。 さて、反省的判断力の原理はどこから来るのか、という問題です。端的に「自分で…

『判断力批判』を読む 3)構成①:反省的判断力ⅰ

10月になりました。涼しくなり、今日は夕方ザーと雨が降りました。こうして秋も深まっていくのかなぁ。それともまた暑さがぶり返して、その後一気に冷えていのでしょうか。秋の風情を楽しむ、という心持になりません。 『判断力批判』の大まかな構成を捉えて…

歯の話

蒸し暑かった一日でした。午後1時半から、曜日をずらしたはまぎくカフェが開催されました。講話者の歯医者さんがお休みの日が、木曜日なので。 質問が結構出て、面白かったです。歯周ポケット自体は治らないけれども、腫れが引くことで深さの数値が小さくな…

ノバラと格闘する

朝晩涼しい日が続いています。明日は、また、30度を超える予報が出ていますが、朝晩の涼しさが変わらないことを願っています。今日は、9月の生け花の日でした。ノバラとストレチアを小ぶりの花器に生けました。オアシスに針金や枝で止めようとしましたが上手…

『判断力批判』を読む 2)「趣味とは、美を判定する能力」

これは、『判断力批判』における、趣味の定義です。その形や用途に関して合目的であるある建物を、認識能力によって理解することと、この建物を適意(Wohlgefallen 満足・喜び)の感覚と結び付けて意識することとは、全然別のことだと言われています。これは…

大手門周辺

図書館で本を借りてから、少し周辺を散歩しました。漸く、夕方の風が秋を感じさせるようになりました。弘道館公園から大手門へ抜ける道は趣があります。文教地区を歩いていると、落ち着いた気持になります。 2023年9月21日大手門

釜上神社

ずっと気になっていた場所です。神社がありました。周りは田んぼで、その一角が小高い森のようになっている場所です。主神は奥津彦命と奥津姫命です。この神様は竈の神様で、台所の神様として一般の家庭でも祀られていたようです。そのご利益に、豊作があり…

8月の花

30日に月一回の生け花の会がありました。夏はお花が持ちませんが、それでもお花を生けると気持ちが和らぎます。 染めパニカム、ガーベラ、ユーカリ、青ドラセナ。足元の淡いピンクの造花はアネモネバンチ ガーベラの朱色が際立っています。ユーカリはコアラ…

和太鼓の響き

23日の「はまぎくカフェ」で和太鼓集団『響雅』音で、暑さでだれ気味だった身体に喝(活)を入れられた感じがしました。どーん、どーんという響きは不思議なほどに身体に入ってきます。太鼓と言っても、大きさや打ち方の違いで音に違いがあります。 鼓は手で…

『判断力批判』(カント)を読む 1)読みの出発点

毎日、昼間の暑さは「茹だるよう」と言えます。夕方の風はかなり涼しく感じられるようになりました。23日は処暑。暑さが峠を超え、穀物が実り始める時期ですが、あまりの酷暑は作物にもダメージが大きいようです。お米の実りが悪い、と聞きます。 カントの『…

本を読む

台風の影響で、突然、雨がザーと振ります。13日はそれで失敗して、かなり乾いたタオルケットを少し濡らしてしまい、乾燥機をかけにコインランドリーに行きました。昨日は、凝りて、雨雲に気を付けていました。まだ生渇きのものもありましたが、取り込んで10…

焼肉

29日、30日と東京に行ってました。暑い中、マスクの人は少なかったです。新型コロナ感染者は微増しているようで、エンデミック(特定感染)という状況のようです。流行の広がりは、エンデミックエピデミックパンデミックの3段階に分けられます。エンデミッ…

県議会開催から約140年?:茨城県庁・県議会議事堂見学

茨城県庁と県議会議事堂を見学する機会がありました。県庁の25階からの見晴らしは、お天気が良かったので素晴らしかったです。25階には飲食スペースがあって、結構埋まっていました。本を読んだり、勉強したりしている人たちもいました。 東方向 25階に飾ら…

7月の花

このところ、変形花器に生けていますが、下は20日に生けた花です。花器の曲線の美しさにキキョウランを添わせたかったのですが。向日葵というと、黄色をイメージしますが、濃いオレンジの向日葵は初めて見ました。とてもシックで、一瞬、向日葵?と思いまし…

オカリナ演奏を聴く

19日(水)、オカリナの合奏を聴く機会がありました。オカリナの音色は柔らかで哀愁を帯びています。音の出し方から、木管楽器に分類されます。金管楽器は、トランペットやホルン、トロンボーンなどで、唇を振動させて音を出します。木管楽器はフルート、サ…

歴史館散策

歴史観というとイチョウ並木が有名ですが、青葉の季節の散策も面白いです。 旧水海道小学校です。中も見学できます。 なんか懐かしい教室風景。オルガンもあります。 広い庭には、旧茂木家の住宅も展示してあり、中にも入れます。水車小屋もあって、各時15分…

変形花器に生ける(続)

ここ何回か、変形花器に生けています。花器自体が主役なので、相乗効果をどう出していくかがポイントだと思っています。 下の作品は、他の方が生けたものですが、花器の縦線と、縞フトイの縦横の線の作り方がマッチしているなぁ、と感嘆した作品です。黒の花…

那珂湊の漁業

少し動くと汗ばむくらいの陽気の中、磯﨑滿さんのお話を伺いました。磯﨑さんは長らく私立中高一貫校で倫理社会を教えておられました。その時に、民俗学系の部活を手伝ったことが、那珂湊の歴史に関わるきっかけだったそうです。当時の部活の顧問の先生の出…

消防署見学

17日の午前中、子どもたちと一緒に、消防署を見学しました。まず、救助工作車について、消防隊員の方から説明を受けました。消防署というと、救急車とポンプ車のイメージが強いのですが、救助工作車については、初めて知りました。最後に見せてもらったはし…

情熱のコンチェルト

ザ・ヒロサワ・シティ会館大ホール(茨城県立県民文化センター)で、10日コンサートが行われました。大ホールは1514席。ほぼ埋まっていました。センターの駐車場は満杯で、少し離れた場所の、千波湖畔の駐車場に止めました。時間がなかったのでかなりの速足…

水戸市森林公園

27日の午後、放課後等デイ・サービスの子どもたちと、水戸市森林公園(木葉下町)に行ってきました。やたら広い。公園近くのママノエルというレストランや水戸市少年自然の家には行ったことがあります。城里町のホロルの湯に行ったとき、森林公園の脇を通り…

歌を使った遊び

17日に、「歌かるた」を作って、かるた取りをしました。50曲の選曲はスタッフがしました。選曲は結構盛り上がります。以前(2021年5月)のものに付け加えたり、同じ歌手でも曲名を変えたり。外国のものを入れたいという希望もあって、ビートルズのイエスタデ…

水戸市大串貝塚ふれあい公園

5月13日(土)に小雨の中、大串貝塚ふれあい公園の資料館でお話を聞いて、だいだらぼうに上り、公園内の縄文時代・弥生時代・古墳時代の再現家屋を見学しました。資料館の中にあった、土器の変遷の話や刀の製造法の違いなど、子どもたちは面白かったようです…

ASDとADHDの重なり

昨日の暑さに比べて、今日は冷たい雨ふりの一日です。このところ、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)のバイオリン協奏曲を聞いています。音の美しさと滑らかさ、そして演奏が速い。私は、この速さが気に入っています。破綻なく弾き切る技量の凄さはもち…

変形花器に生ける

昨日(20日)のお花です。花器に合わせて、流れを作ったり、花の位置を考えます。花器も主役です。前回も変形花器で生けましたが、前回より楽しめるようになりました。 黄色のボール状の花がエピデンドラムです。中南米の野生種は背が高いようです。茎が1メ…

ニュースポーツを楽しむ

19日のはまぎくカフェでは、ニュースポーツの一つである、ラダーゲッターをやりました。スタッフは、あらかじめ試験的にやっていましたが、結構難しかったです。でも当日、参加者の皆さんは、あっという間にコツを掴んでいました。 ニュースポーツというのは…

h-miya@concerto.plala.or.jp