宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

意識現象の複雑さ:例えば幻覚について

今日から仕事に復帰しました。抗インフルエンザ薬は、発症から48時間以内に使用すると、発熱期間が1~2日短縮され、鼻や喉から排出されるウィルスの量が減ると言われます。48時間以上たって、ウィルスが増殖しきってからでは効果がないようです。私の場合、…

愛について1)

まだ鼻声で、薬のせいか胃がなんとなく不快です。今日は関節の痛みはなくなり、その代わり昼間から猛烈に眠気を感じます。明日から職場復帰します。後は動いていた方が、回復は早いかも。 ところで、幸福の問題を扱っていたとき、当然、愛について考える必要…

香港の一国二制度

今日の新聞で、香港補選へのアグネス・チョウ(周庭)さんの立候補が認められなかった、という記事を読みました。彼女は民主派政党「香港衆志」から立候補しました。この政党は、独立派より穏健とされる「民主自決派」ですが、党綱領が香港基本法に抵触する…

音楽の力

熱は平熱に戻り、食欲も戻りましたが、胃腸の調子が今一つ。日曜日は黄色い痰が出ていましたが、今日は鼻水も水っぽいものが出るくらいでした。ただ首を回すと痛みがあり、よく回りません。腰の痛みは大分緩和されました。 今日も一日ぐうたらしていました。…

アグネス・チョウさん

熱は下がりましたが、まだ関節の痛みや軽い頭痛が残っています。それと痰の絡む咳。食欲は、出てきましたが、胃の方がまだ本調子でなく、おかゆやもち、うどんなどを食べています。今日、一日中ぐうたらこたつに入って、テレビを見ていました。 元気だったら…

インフルエンザ

ほぼ20年ぶりに、インフルエンザに感染しました。疲れていたこともあるのかも知れませんが、急速に発症するのには驚きです。予防接種はしていたので、熱も37度台で、食欲もそこそこあります。ただ関節や腰の痛みがあります。20年くらい前にかかったときは、…

自由をめぐって2):日本人にとっての自由

幸福にとって自由が重要だと、ラッセルは書いていました。では、日本で自由はどういう意味を持っていたのでしょうか。どうも、自由という語は「我儘放蕩」、好き勝手や自由気ままという意味で用いられていたようです。『続日本紀』まで遡れるとか。それを、l…

自由をめぐって1):人間は自由か?

M・J・スミスさんが、10の文章で表現したアサーション権宣言というものがあります。その最初は、「誰も、自分の行動・思考・感情は自分で決めることができて、しかも自分が起こしているものである。だから、その結果が自分に及ぼす影響について責任を取っ…

幸福をめぐって4)自由と幸福

バートランド・ラッセルは『幸福論』の中で、幸福な人たちの最も一般的な特徴として「熱意」をあげています。それは人間が持って生まれた資質の一部であり、外界への自然な興味を持ち続ける限り、人生は楽しい。ただし、自由を束縛されると人生への熱意を失…

アレグリの『ミゼレーレ』

グレゴリオ・アレグリの9声部の『ミゼレーレ』(1630年作)を聴きました。透明感あふれる荘厳な曲で、聴いていると心が落ち着いてくるア・カぺラ合唱曲です。今、この曲が聴けるのは、もしかするとモーツァルトのお陰かもしれません。 モーツァルトが1769年…

「理性」って?ちょっとカントから考えると

理性的というと、感情的の反対と言ったらいいのでしょうか。筋道を立てて考える能力が「理性」というと分かり易いでしょう。いや、まだまだかな。 西洋哲学では「理性」は重要なキーワードですが、私はこの言葉を説明しようとすると、「はて? なんと言った…

2018年 年頭にあたって:哲学って面白い

あけましておめでとうございます。 今年は、3日が仕事始めでした。もう今日は6日です。時間が過ぎるのが早い。1年前に立てた計画はどうなったか。ほとんど手つかずでした。ただ、現象学の「観ること」とは少し向き合えたかなと思います。記述までは行きませ…

2017年を振り返って

介護士としていろいろ体験した一年でした。ケアとは何かを改めて考えています。特に高齢者ケアの現場では、どういう日々を過ごしたいのかということは、いかに死に向き合うかであり、突き詰めると「生きるとは何か」、「人間とは何か」の問題になります。老…

お正月の花

28日、お正月の花を活け込みました。ストレチアが華やかです。自分では絶対にできない花材の選択です。中学生の頃指導して頂いた先生から紹介されて、東京で草月流の志村慶子先生について稽古していた頃、花材は教室が契約している花屋さんで、自分で選んで…

幸福をめぐって3)ベンサムの功利主義

ここのところお天気は良いのですが、風が強いです。日曜の夜中に結構雨が降ったようですが、空気は乾燥しています。 さて、功利主義的幸福観について考えてみます。功利主義は18世紀後半にジェレミー・ベンサムによって主張、社会改革運動の思想的背景になっ…

共感と受容

あと1週間で2017年が終わります。12月に入ってからは、本当にあっという間でした。年内の授業は、19日で終わりましたが、テレビの受像の乱れの対応などしていて、気が付いたら、24日です。 23日には佐川文庫木城館で、ヴァイオリンとピアノの素敵なコンサー…

『イングリッシュ・ペイシェント』

1996年に公開されたアメリカの映画。翌年の第69回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされ、作品賞を含む最多9部門で受賞しています。原作は1992年にブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの小説『イギリス人の患者』です。 舞台は第2次大戦末期のイ…

幸福をめぐって2):「しあわせ」と感じること

夜寝る前に湯船に浸かって「しあわせ」と思います。こういう時、「幸福」という言葉は浮かんできません。「しあわせ」と「幸福」は微妙に異なる言葉です。快を感じているとき、「しあわせ」という語感がぴったり来ます。「幸福」は人生全体を視野に語られと…

エリクソンの自我発達論

エゴグラムはエリック・バーンの交流分析における自我状態から、弟子のジョン・デュセイがグラフ化を考えだしたものです。バーンはカナダ出身の精神科医ですが、エリック・エリクソンの教育分析を受け、2年間一緒に仕事をした仲でもありました。エリクソンと…

エゴグラム

今日は夕方いきなり強い雨降りになり、雷までなりました。すぐに雨は上がりましたが、ズボンのすそが濡れて、冷たかったです。 さて、エゴグラム。これはエリック・バーンが交流分析における自我状態をもとに、高弟のジョン・M・デュセイがグラフ化する方法…

幸福をめぐって1)

私たちは幸福になりたいと思って生きていると思います。ただ、あまりそのことを日常の中で考えていることはないでしょう。自分の信じることをやっていると、時につらい状況にも追いやられます。このところの相撲界の一連の出来事のニュースを見ていると、貴…

乾燥芋作り

昨日、デイで乾燥芋作りをしました。使った芋は紅はるかで、蒸したサツマイモの皮をヘラで剥くと、あめ色のしっとりした中味が出てきます。それを1センチ間隔にピアノ線を張った裁断機で、繊維を切らないように裁断し、すだれに広げて、7日間くらい風通しの…

『男はつらいよ』と日本人

日本人の人間関係をテーマにした回で、『男はつらいよ』の話をしました。そして授業の後半で、観られる部分まで観てもらいましたが、思ったより面白かった・全部今度観てみます、というような感想が結構ありました。 『男はつらいよ』は全48作、そして特別篇…

介護のトリビアリズムの意味

今日は疲れていたせいもあり、仕事の中での手順や、利用者さんの忘れ物対応ほか諸々のこまごましたことに、対応しきれませんでした。それって、トリビアルなことじゃ、と一瞬思いました。でも、生活はトリビアルなことで成り立っています。介護という仕事は…

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

2014年12月3日にフランスで初上映された映画です。実話をもとに作られています。貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校で、教えるの大好きだと言う歴史教師のアンヌ・ゲゲンが担任するクラスは、問題児たちが集まるクラスでした。彼女は、「アウシュビ…

授業のワークを通して

20日に看護学校で、人間関係論の授業をしました。100人クラスでの授業は久しぶりで、結構疲れました。40人くらいだと、学生の反応が分かり、それに合わせて軌道修正ができますが、100人になると、初回ということもあり、最初の1時間は私が一方的に話すこと…

『アリス・イン・ワンダーランドー時間の旅』でちょっと英語を

『アリス・イン・ワンダーランド―時間の旅』をDVDで観ました。冒頭の海賊船を振り切って逃げ切るシーンで、アリスは有能な船長として航海していることが分かります。でも1870年代って、女性船長は忌避の対象ではなかったのかな。アリスは見事な采配を揮っ…

生活いきいきモデル

13日、結城市鹿窪にある「生きがいふれあいセンター」での介護予防教室に参加させてもらいました。主催は結城市役所長寿福祉課で、作業療法士の川口淳一さんが中心になって行っている、10回でワンクールの介護予防通所リハビリテーションです。川口さんの活…

奈良希愛 ピアノリ・サイタル

11日夜、佐川文庫木城館での「奈良希愛 ピアノ・リサイタル」を聴いてきました。奈良さんは、故中村紘子さんが音楽監督を務めていた浜松国際ピアノアカデミーの第1回生でもあります。プログラム最初のリスト「愛の夢」は、中村さんに捧げるショパン「エチュ…

シャドウ・ワーク

母を眼科に送ってから、用事を済ませ戻っても、まだ診療は終わっていませんでした。久しぶりに水戸のメインストリートを散歩し、気になっていたカフェで一息ついて戻ってからも、大分時間がかかりました。「花きゃべつ」でお昼を食べて、花木センターに寄り…

h-miya@concerto.plala.or.jp