宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

幸福をめぐって5)心の落としどころ

バートランド・ラッセルは幸福な人たちの一般的特徴として「熱意」をあげました。人生への興味を失わない限り、人は幸せでいられる。しかし、です。人生100年時代の幸福はどう捉えられるのでしょうか。今年で、88歳になる作家の五木寛之さんは、「迷いは深ま…

ニーチェ『ツァラトゥストラ』7:最後の人間の幸福

幸せ、幸福というのは、何なのでしょうか。『ツァラトゥストラ』の中で、幸福というのはあまり重要視されていません。それは幸福であるとは、どういうことかと結びついています。少なくとも功利主義的な快と苦という視点から言えば、幸福は快を感じている状…

パーソナルスペースを考える

4日が仕事始めでした。現在は、基本、土曜・日曜だけ「サービス付き高齢者向け住宅」で介護員兼生活相談員として勤務しています。ここは介護付きのサ高住なので、通所部門と訪問部門が併設されています。私は、通所部門、デイ・サービス勤務です。同じ建物…

「遊びをせんとや‥‥」

明けましておめでとうございます。2020年を迎え、今年はいろいろありそうだなぁと思っています。元日の午後、初詣に行って来ました。大洗の磯前神社は、鳥居の下から参拝客が並んでいて、とてもお参りできる感じではありませんでした。母だけは、高齢者特権…

集団とリーダーシップ

私たちは自然に群れます。そして、人が集まって何かをやろうとすると、必ずリーダーが出てきます。自発的な集まりの場合、リーダーが性格的には謙虚な方が上手く行くようです。ただ集まりが存続するには、リーダーには続けようとする意志の強さも必要で、こ…

那須ステンドグラス美術館

12月の那須はそれほど混んでいなくて、寒さも思ったほどではなく良かったです。ウェルネスの森那須に一泊して、翌日(14日)、那須ステンドグラス美術館を見てきました。同じ敷地のセント・ミシェル教会に立ち寄ってから、美術館に入りましたが、聖書に由来…

茶房「ふるさと小町」クリスマス・コンサート

9日、津田集会所で開かれたクリスマス・コンサートは盛況でした。地域自治会(津田第三自治会と津田東自治会)が合同で立ち上げた高齢者サロン、茶房「ふるさと小町」が主催したコンサートです。 当日は70名以上の方が参加していて、声楽家の山本彩子さん(…

コートールド美術館展

昨日は仕事で東京へ行ったので、帰りに上野公園の東京都美術館で開催されていた「コートールド美術館展 魅惑の印象派」(2019.9.10-12.15)を見てきました。印象派という言葉と、12月15日まで、という二つが決めポイントでした。コートールド美術館というの…

ニーチェ『ツァラトゥストラ』6:太陽と夜の歌

自らを太陽に摸するツァラトゥストラは、贈与者として語り続けます。しかしその孤独も知っていて、それが「夜の歌」という詩になって迸り出ます。『ツァラトゥストラ』の第1部「ツァラトゥストラの説話」から第3部までのそれぞれの節の締めは、基本「Also sp…

作ることと思い出すこと

あっという間に11月が終わろうとしています。先週から、今週は特にあちこち出歩いているうちに時間が過ぎていきました。20日の授業の後、従姉妹会があって、会場のホテルに直行し、宿泊。23日、24日は仕事でした。24日は、小雨の中、施設の恒例の行事「さん…

新潟の高齢者支え合い活動

新潟県で発行している『高齢者見守り・支え合い活動事例集』(新潟県福祉保健部高齢福祉保健課、2019年)を送って頂きました。2013年に事例集を作成し、今回は改訂版だそうです。新潟県の高齢化率が全国平均を上回っていることが、このような地域の住人同士…

「杜の仲間たち」(地域支え合い活動 in 東海村)

昨日、東海村内宿一区集会場で開催された「杜の仲間たち」の集まりを覗かせていただきました。地域支え合い活動(介護予防)事業として、全員参加型の運営で行われています。 活動は11月は12回予定されていて、昨日で6回目が実施されました。5回目は公的行事…

晴れた日に

今日はほぼ快晴の空。空の青さに叫びたくなるほど気持ちの良いお天気でした。海岸まで散歩して、マリンプールにたくさんの水鳥が集まっていたのを、スマホで撮りました。かなり距離があったのですが、カシャッという音に水鳥たちが一斉に飛び立って場所を移…

ニーチェ『ツァラトゥストラ』5:10年の隠遁

今日は雨降りで一日が始まりましたが、昼過ぎころから陽が射したりし始めました。一日曇りか雨かと思っていたので、陽が射すと嬉しいです。夕方にはまた小雨が降りました。 『ツァラトゥストラ』序説は、彼の10年間の隠遁とその終わりの時が来たことを告げる…

教えることと学ぶこと

教科には教えなければならないことがあります。その教えなければならない目標、例えば漢字が書けるようになること、計算ができるようになることなど、ある種今の時代を生きるには必要なものです。ただ、その必要性が生き生きと感受されないと、おそらく学び…

オレンジカフェ

2日土曜日の午後、結城市公民館で開催されたオレンジカフェにお邪魔してきました。これは認知症カフェのことですが、認知症のシンボルカラーがオレンジであることから来ていると言われています。認知症カフェは、2012年に発表された厚生労働省の認知症施策…

身体的ワークの指導

今年は、平成から令和に代替わりがあって、そういう儀式のせいもあるのか、なんとなくせわしなかった気がします。10月末に、ひたちなか市市会議員選挙もありました。でも、意識が選挙に集中しないうちに、選挙は終わり、31日はハロウィンで、そして今日から1…

ハロウィンに花を活ける

今日はハロウィンです。古代ケルト人の秋の収穫祭であり、悪霊を追い出す行事でもあったようです。古代ケルトの一年は、10月31日で終わり、11月1日は新年の始まりであり冬の季節の始まりでした。日本でも1990年代後半から東京ディズニーランドのイベントとし…

人文学の危機

今日は小雨が降っていて、寒かったです。明日にはお天気は回復するようですが、この寒暖差に、体がついて行けません。昨日から頭痛と吐き気が出ていて、今日は少し良くなりましたが、風邪をひいたかなと思います。 溜まっていた新聞を整理して、気になる記事…

介護と生活をデザインすること

ひたちなか市議選も選挙期間は残すところ今日一日になりました。でも意外なほど静かです。地域が大きくて、選挙カーが回りきれないということもあるのでしょう。明日は投票日。25名定員に30名が立候補しています。現職は22名ですが、もちろん現職だから当選…

儀式

今日22日は「即位礼正殿の儀」が行われ、休日になりました。この儀式は天皇が即位を内外に宣明する儀式で、即位の礼の中心になるものです。諸外国の戴冠式にあたります。儀式の様子は、テレビで生放送されていました。厳かな雰囲気の中、粛々と進む儀式の様…

不確実性を楽しむ

18日は仕事の後、1週間の疲れを取る金曜夜のヨガ教室に参加しました。でも、その後の土曜・日曜も仕事で、金曜日から3日連続で介護の仕事をしていました。ヨガで一週間を終わるはずが、予定が狂いました。10月一杯で、今行っている職場を辞めるはずだったの…

グレタ・トゥンベリさん

ここ1週間、テレビをつけると台風19号の被災地の状況の報道が続いています。次々と被害状況が報告されている感があります。温暖化の影響で、これからもこの規模の台風被害が予想されると聞くと、本当にため息が出てきます。 グレタ・トゥンべリさんが、国連…

遊びの楽しさ

今日も昼間蒸し暑かったですが、明日はまた夏の暑さがぶり返すようです。朝晩はかなり涼しくなって来ていますが、10月に日中30度というのも、季節感がずれてしまいます。 ところで、遊ぶことはなぜ楽しいのでしょうか。自分の好きなことだからでしょうか。そ…

根津美術館

28日の土曜日、東京で集まりがあったので、その前に根津美術館に行って来ました。ずっと行きたいと思いながら、何んとなく行きそびれていました。美術館の場所が南青山で、私がよく行くのがお茶の水や池袋界隈ということもあって、行く機会を逸していました…

ニーチェ『ツァラトゥストラ』4

昨日は少し蒸し暑かったです。今日は、風が涼しく、時折陽も射してきて、秋らしい陽気です。畑に彼岸花が咲いていました。 さて、なぜツァラトゥストラは山に籠ったのか。それはラクダから獅子への変化のためではなかったか。序説の後の説話の冒頭が「三つの…

インプロ・ゲームと表現

今日は晴れて空気が乾燥していました。洗濯物がよく乾きました。昨日は仕事でしたが、14日の仕事から毎日出かけていて、その最終日、かなり疲れが出ました。採点をしなければならないのですが、今日も午後から夕方出かけていて、出来ませんでした。明日はや…

ニーチェ『ツァラトゥストラ』3

台風15号は首都圏に甚大な被害を引き起こして、通り過ぎて行きました。千葉市付近に上陸し、関東南部に大きな爪痕を残しました。強風でコンテナが散乱した横浜市の本牧ふ頭の様子や、千葉県市原市のゴルフ練習場のネットが倒れてその支柱が住宅に倒れ込んで…

ニーチェ『ツァラトゥストラ』2

今日は阿字ヶ浦クラブで集まりがあり、午後から参加していました。中学生たちが合宿していましたが、「船橋市立海神中学校様」と表示板が立てられていました。ブラスバンド部の合宿だそうです。明日水戸市で行われる大会に出場するとのこと。ビーチにつなが…

「居る場所」を変えること

今日で8月も終わりです。7月から新しい施設で働き始めて、あっという間に2カ月が経ちました。老いをどう生きるか、どこで最期の時期を迎えるか、いろいろ考えることが多かったです。 状況によって、必ずしも自分の家で最期を迎えられないことはあります。そ…

h-miya@concerto.plala.or.jp