宮内寿子「おはなしのへや」

日々、思うこと。

『アリス・イン・ワンダーランドー時間の旅』でちょっと英語を

『アリス・イン・ワンダーランド―時間の旅』をDVDで観ました。冒頭の海賊船を振り切って逃げ切るシーンで、アリスは有能な船長として航海していることが分かります。でも1870年代って、女性船長は忌避の対象ではなかったのかな。アリスは見事な采配を揮っ…

生活いきいきモデル

13日、結城市鹿窪にある「生きがいふれあいセンター」での介護予防教室に参加させてもらいました。主催は結城市役所長寿福祉課で、作業療法士の川口淳一さんが中心になって行っている、10回でワンクールの介護予防通所リハビリテーションです。川口さんの活…

奈良希愛 ピアノリ・サイタル

11日夜、佐川文庫木城館での「奈良希愛 ピアノ・リサイタル」を聴いてきました。奈良さんは、故中村紘子さんが音楽監督を務めていた浜松国際ピアノアカデミーの第1回生でもあります。プログラム最初のリスト「愛の夢」は、中村さんに捧げるショパン「エチュ…

シャドウ・ワーク

母を眼科に送ってから、用事を済ませ戻っても、まだ診療は終わっていませんでした。久しぶりに水戸のメインストリートを散歩し、気になっていたカフェで一息ついて戻ってからも、大分時間がかかりました。「花きゃべつ」でお昼を食べて、花木センターに寄り…

ノンバーバル・コミュニケーション

人間関係のシャドウ・ワークを書きながら、総合的に捉える訓練でしていたことは何かと考えました。それは、人間関係に関して言えば、セミバーバル・コミュニケーションやノンバーバル・コミュニケーションの訓練ではなかったか。セミバーバル・コミュニケー…

「11・3憲法のつどい」から:気づきのきっかけ

3日の「11・3憲法のつどい」では、筑波の小川先月さんをお招きして、「『脱原発』を茨城からはじめよう!」と題して対談と全体討論が行われました。参加者は90名弱くらいでしたが、全体討論にはいろいろな意見が出て、盛り上がりました。堂々巡りと捉える人…

人間関係のシャドウ・ワーク

東海村の元村議、田中順子さんが逝去されました。2年前に知り合いましたが、とても知的で芯の通った方でした。その頃もすでに体調はあまりよくありませんでしたが、ご一緒する機会が何度かあり、静かな話しぶりと暖かなお人柄、そしてその知性に敬意を感じて…

ナイトタイムエコノミー

今日はハロウィンです。ケルト人起源の、秋の収穫を祝い悪霊を払う祭だったのが、アメリカで民間行事として定着し、宗教色は無くなっていると言われます。子どもたちが仮装して、家々を回ってお菓子をもらう行事、くらいに私は記憶してました。何らかの宗教…

ミュージック・ケア実践プログラム体験

大洗「こどもの城」で開催された、ミュージック・ケアの合同勉強会に出席してきました。出席者としては楽しかったです。ただ、これを実践にどう活かすかは難しいと感じました。構成されたプログラムに参加するのと、自分でプログラムを組むことの距離は思っ…

衆院選を総括する新聞記事から

衆議院選挙が終わり、色々総括されています。東京新聞の25日、26日の「誤算の行方」は面白く読みました。記事は、民進党合流組の一部を「排除する」という発言を引き出したフリー記者の質問を、小池さんが避けた話から始まっていました。 この「排除」、実は…

ケア責任について

超大型台風21号はまさに衆院選を狙ったかのように、22日、日本列島に近づき、23日未明に静岡県に上陸し、関東地方を通過して、午後3時に北海道の東海上で熱帯低気圧に変わりました。午後からは晴れ間も出て、やっと長雨から解放された、という気持ち。 さて…

『怒れる12人の男』

『怒れる12人の男』を授業で使うので見直しました。このドラマは、30回以上観ています。原作はレジナルド・ローズ。1954年にアメリカのテレビドラマとして製作され、評判がよかったので1957年にそのリメイクとして映画になりました。私がもっぱら使ってい…

11・3憲法のつどい:「脱原発」を茨城からはじめよう!

昨日、「11・3 憲法のつどい」第4回実行委員会がありました。仕事場では、日常生活動作(ADL)に困難を抱える方たちとの時間で、日常生活を送る動作の問題――食事や排せつ――に注意を集中しています。打って変わって、夕方からの実行委員会では、脱原発を憲…

社会心理学

今日は社会心理学の2回目の授業です。社会心理学は社会学と心理学が合流したような分野です。心理学ですから、個人の心理領域に関する分野ですが、社会学の流れをくむ社会学的社会心理学と、心理学の流れをくむ心理学的社会心理学が最初は並立していたようで…

リベラリズム

現代において、「各人の自由・平等・幸福」というのは、総論賛成の当たり前だと思います。何をもって、という具体的な問題になると違いが出てきますが。 自由(リバティ)は、語源的には「主人ー奴隷関係からの解放」を意味するラテン語の「libertas」に由来…

衆院選への動き:リベラルの力

高齢になるとどうしても表情が厳しくなります。ところが、軽度認知症の方々は、柔らかなかわいらしさを保っています。健康状態や心的状態なども関わりますが、安定感が保たれる状況ができているときには、こういう穏やかな表情でいられるんだなあとこちらも…

神楽坂散歩

戸板学園で非常勤をやっていたときの仲間と3人で、毎年恒例の食事会を新宿でしました。その後、2人と別れてから帰りの電車の時間まで余裕があったので、神楽坂を歩いて、ついでに天丼を食べて帰って来ました。もっと神楽坂的お店に入ってみたかったのですが…

ギリガンのケアの倫理2)権利と責任

昨日はお天気が悪かったのですが、佐川文庫で「前橋汀子 カルテット」夜のコンサートを聴いて満足した時間を過ごせました。前橋さんのヴァイオリンの音色は深みのある音、軽やかな音、高音の研ぎ澄まされた音を引き分けて、身体に染み込んでくるようでした。…

ギリガンのケアの倫理1)「正義の倫理」と「世話の倫理」

昨日は、夏の間お休みだった生け花の会があり、久しぶりにお花を活けました。茶色に紅葉したモミジと白いトルコキキョウ、黄色い葉鶏頭に八つ手の葉っぱ。色合わせは活けているときは、地味に感じましたが、家に戻って玄関に活けたら驚くほどの華やかさ。生…

コールバーグの道徳性の発達段階論を検討する

コールバーグの道徳的認識の発達段階の設定は面白いと思いますが、そこには混乱があるような気がしています。ギリガンが指摘したように、別の在り方を混在させている気がします。私は、第2段階から第3段階を経るのでなく、第4段階、第5段階に行くリニア…

コールバーグの道徳性の発達段階論3)

私たちが通常道徳として受け止めている規範レベル、それが慣習的水準と呼ばれているものです。一言で言えば、この水準は現状維持を前提としています。そしてこれもコールバーグは2段階に分けます。 〔慣習的レベル〕 個人の属する家族、集団、あるいは国の…

コールバーグの道徳性の発達段階論2)

さて、コールバーグは、仮想の道徳上の葛藤場面に対する反応を分析して、三水準六段階の発達段階を抽出しました。有名なハインツの例を引きながらこのことを説明しましょう。 【ハインツのジレンマ】 ヨーロッパで、一人の女性が非常に重い病気、それも特殊…

コールバーグの道徳性の発達段階論1)

キャロル・ギリガンのケアの倫理を考えるにあたって、ローレンス・コールバーグの道徳性の発達段階論をまず抑えておく必要があります。ギリガンのケアの倫理は、このコールバーグの理論への批判あるいはその一面性の指摘として出てきたからです。 コールバー…

介護施設とリハビリテーション

明日はお彼岸のお中日です。今日、やっとお参りしてきました。彼岸に行けるかどうかは分かりませんが、いずれこの此岸からは去っていきます。高齢者の集まっている介護施設にいると、「早くお迎えに来てもらいたい」と利用者さん同士が話し合っている場面に…

インフォームド・コンセントの前提条件

今日は一日☂。台風18号の影響です。台風18号は午前11時半頃、鹿児島県南九州市付近に上陸し、午後5時頃、高知県宿毛市付近に再上陸したようです。そして眠くて仕方ない一日でした。 気合を入れ直して、インフォームド・コンセントの前提条件をまとめておきた…

インフォームド・コンセントとニュールンベルク倫理綱領

昨日の授業で、インフォームド・コンセントを扱いました。インフォームド・コンセントとは、十分に治療や実験の内容を理解した上で、患者あるいは被験者が同意を与える、あるいは治療や実験を拒否することです。現在、医療の現場でごく当たり前になりつつあ…

『しあわせへのまわり道』そして『死刑台のエレベーター』

『しあわせへのまわり道』(原題:Learning to Drive、2014年)と『死刑台のエレベーター』(1958年)のDVDを観ました。後者は以前にも観ましたが、その時はピンときませんでした。ストーリーで映画を観ていた時期です。 『しあわせへのまわり道』は女性詩人…

ひたちなか市民大学 第5回、そしてバイオエシックスの授業

6日は、無線技術、特にBluetooth(ブルートゥース)の話でした。こんなロゴ見たことありますよね。 ペアリングして、スマフォをワイヤレス・イヤフォンで使えるというのは、そうかあと思いました。実際にパソコンにマウスをペアリングさせたり、やって見せ…

笑いの効用

昔から「笑う門には福来る」と言いますが、ある利用者さんが、私が笑ったら「なんで笑うんだよ」と怒り出しました。その利用者さんを笑ったのではなく、その場での他の人との話の中で笑っていたら、そういう反応を引き起こしました。そのときは、驚いてしま…

道の駅 常陸大宮―かわプラザ―

昨日の夕方、常陸大宮市の新しい道の駅、かわプラザ(2016年3月25日供用開始)に行って来ました。国道118号沿い、水戸方面から行くと、道路の右側です。 建物の中の感じは、常陸太田市の道の駅とよく似ています。ただ、フードコートからの川の流れの眺めは素…

h-miya@concerto.plala.or.jp